ロシアがウクライナへ侵攻を初めてすぐに、戦争についての子どもからの質問に答えるチャットを開設する取り組みについてこのブログでも紹介した、スウェーデン公共放送SVTの子ども向けニュース「Lilla Aktuallet」。
今日はその「Lilla Aktuellt」が「情報信憑性の日」を記念した賞を受賞したというニュースについて。
昨日の3月13日は「情報の信憑性記念日(Källkritikens dag) 」で、スウェーデンのインターネット財団と情報信憑性ビューローが「金の虫眼鏡賞」と名付けられた賞を、情報の信憑性や、情報源に対して批判的な態度をとる取り組みに貢献した個人や組織を表彰している。
今回「子どもニュース」は「この情報の信憑性を確認することが困難な時代に、確かな方法と安定した視点で子どもたちを導き」、「知識だけでなく、理解や批判的な態度を持つためのツールも提供してくれる」点が評価され受賞したもの。
「金の虫眼鏡賞」は2017年に設立され、今年の授賞式は今日行われる予定だ。
スウェーデンでの教育について書かれているものを読むと、よくこの「批判的な視点を持つ」ことの重要性への言及に気がつく。素直に人の言うことをきくのがよい、となんとなく考えてた私の子ども時代とはえらい違いである。