このブログを開設してしばらく経ってから、当時106歳のブロガー、ダグニー・カールソンさんに関する記事を書いたら、驚くくらいたくさんの人がこの記事にアクセスしてくれた。
コロナがやってきた時にはダグニーが「諦めず、克服できると思って立ち向っていかないと」というアドバイスをくれたことも書いたけれど、そのダグニーが、5月の110歳の誕生日を目前にして亡くなった。
日本でもNHKで放映されたダグニーのドキュメンタリー映画『100歳から始まる人生』の監督、オーサ・ブランクによると、ダグニーは昨年の春、病院での治療が必要になり、そこでブログの更新を止めた。6月には退院したが、今年の1月22日にアップした記事が最後になった。
その記事では、110歳の誕生日を楽しみにしていて、できればささやかなパーティーで祝いたい、と書いていたそう。
オーサ・ブランク監督の2本のドキュメンタリー『100歳から始まる人生』、そして『ダグニー・今動くのやめれば死んじゃうよ (Dagny – om jag sätter mig ner nu dör jag)』が、再度SVTで公開された。世界中どこからでも視聴可能なので、リンクを張っておきます。
1912年に生まれて、100歳でブログを始めたダグニーには、抜群のユーモアのセンスと茶目っ気があった。コロナの時のダグニーのインタビューを見て感じたことを、私はもう一度肝に叩き込んでおくべきだな。
相変わらずかっこいいダグニーだが、インタビューを聞いていて、自分に今できることを黙々と、と言われているように感じた。私も、今日もモクモク目の前のことに集中してやっていきたいと思います。