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ソーシャルメディアと初めての選挙

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スウェーデンインターネット財団がこの度まとめた報告書によると、この秋の選挙で初めて投票する人は、政治に関する情報のほとんどをSNSから得ることになる。

財団が行った調査によると、初めて投票する人の10人に4人が毎日SNSで政治に関する情報を読んでいる。にも関わらず、若い回答者たちはSNSから入手する情報の信頼性は低いと考えているが、実際のところはSNSで目にするものの多くは、彼らが信頼性が高いと考えている伝統的なニュースメディアの記事をシェアしたものが多い。

若い世代に人気のインフルエンサーたちも政治、選挙に関する話題を取り上げることが増えており、例えばインスタグラムで36万人、ユーチューブでも30万人のフォロアーのいる人気ブロガー、マルゴー・ディエッツは「政党チェック(Paetietempen)」と名付けたユーチューブのシリーズで、各政党党首へのインタビュー番組を始めた。

キリスト教民主党の党首、エッバ・ブッシュと仲のよいことでも知られるディエッツは「中立性が保たれているか」とのSVTのインタビューに「私のフォロアーは私がジャーナリストでないことを知っているし、わかりやすく伝わるように軽くしていることもわかっている。またプライベートと仕事はきちんと切り分けている」と答えている。

確かに彼女は自分と仲のよい政治家と盛り上がるだけでなく、番組ではどの党首とも対話を持とうとしている。

情報源がSNSに移ったことで、各政党にとってはこの有権者たちへどうやって情報を届けるかが課題になるわけだが、この層の約4割が毎日政治に関する情報をSNSで入手しているということの方が、私にとっては驚愕の事実だな。初めて投票する人は特にSNSでの政治的な議論をすることに積極的で、他人に影響を与えようとする傾向も強いそうです。

今年の選挙で初めて投票する人に重要なのはソーシャルメディア(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022