swelog ニュースで語るスウェーデン

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はっきりしない中ではっきりしていること(選挙の話)

スウェーデンの選挙開票は大変だ。昨日の夜は10時半くらいまで開票速報番組をみていたが、全国各地でコツコツと票を数えている様子がよくわかる。投票場が締め切られた夜8時の時点では出口調査の結果が発表されていたが、ここでは左派陣営が差をつけてリードしていた。

一夜明けて、朝の5時半のSVTのサイトをみてると、掲載されている最新の数字は朝の4時に発表された全国94%の地区での開票が終わった時点のもので、175対174の1議席差で右派陣営がリードしていることがわかる。

しかし、ですよ、国外で投票された在外選挙の票や土曜日に事前投票された票の内わけは水曜日にならないとわからない。まだ20万票くらいの票が数えられておらず、両陣営の間が僅差で推移している以上、この20万票の結果で最終的にどのような結果になるかはまだまだわからない。大方の方向性は見えてきたものの、このアンチクライマックスな感じはこれからも続く(前回のように来年の1月まで続くことはなさそうだけど)。

一番肝心なことははっきりしないけど、その中でもはっきりしていることはいくつかあって、一つは極右政党のスウェーデン民主党が穏健党を抜いてスウェーデンで2番目に大きな政党になったこと。

8年前の選挙ではまだ、右側陣営でさえもスウェーデン民主党とは距離を置いていたし、SVTの討論会でもはれものに触るような扱いだったのに、こんなに短期間にここまで変わるのか、と感慨深い。まぁ、その間に2015〜2016年の難民危機があったから、その結果の反映と考えると当然か。また、環境党は今のところ5%程度の票を集めていて、これでこの党が国会に残ることもはっきりした。

右側陣営が政権をとった場合、スウェーデンがどうなるかの予想練習はもうやったので、これからも淡々といつもの暮らしを続けていくだけかな?

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© Hiromi Blomberg 2022