フィンランドの会社は重要な顧客との会議はサウナの中で行うという話を時々耳にしていたけれど、スウェーデン首相は木製の手漕ぎボートで各国首相と談話するという習慣のあることを昨日知った。
昨日スウェーデンを訪問していたのは英国のボリス・ジョンソン首相で、スウェーデンのマグダレーナ・アンデション首相と「同じ船の上」で話を進めていた。両国が締結したのは防衛・安全保障上での協力体制の強化宣言で、スウェーデンに対する脅威や攻撃が発生した場合に英国に支援を要請した場合、英国はそれに対応するというもの。
Today we made history by signing a joint declaration of solidarity to strengthen our security and defence ties and bring our nations even closer together.
— Boris Johnson (@BorisJohnson) 2022年5月11日
We are literally and metaphorically in the same boat.
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2人を乗せたのはHarpsundsekan号と呼ばれる手漕ぎの木製ボート。ストックホルムから少し離れたHarpsundにあるこのスウェーデンの首相公用別邸を各国首脳が訪れた際には、このボートの上でVIPを迎えるという習慣があるそう。このニュースと共に紹介されていた過去のビデオクリップではドイツのメルケル元首相がこの同じボートに乗っているところなどが紹介されていた。
同日フィンランドのマリン首相は日本を訪問していたそうだけど、日本なら重要は話はもちろんお茶室で、ですよね?