swelog ニュースで語るスウェーデン

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今回の選挙と気候危機

4年に1度の統一選挙まであと4日と迫った昨日の夜、右派左派陣営のトップによるテレビ討論会があった。マグダレーナ・アンデション首相と右派陣営をまとめる穏健党党首のウルフ・クリステルションの間でもっとも熱く議論されたのは、電気料金、私立学校の利益問題と防衛準備のための税金の3点だと、公共放送SVTの政治解説員が分析していた。解説員は「今回の選挙は後年、”電力選挙”と呼ばれるようになるかもしれません」と話す。

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4年前の選挙では、国会前広場で気候ストライキを始めたグレタ・トゥーンベリが話題になることも多かったが、気候問題は電気料金の話の背後に見え隠れするものの、選挙の論点の一つになっているとはまったく言えない状況だ。

このタイミングでインタビューに答えていたグレタ・トゥーンベリは、今回の選挙でスウェーデンの気候政策が変わると思うかという問いには「まったくそんなことはない」ときっぱりと言い、「これはとても長期に渡る問題で、今のように気候に関する議論がまったく行われていない状況では、この選挙で変わることはなにもない」と話す。

SVTのニュースは若い世代の間でも気候問題への関心は以前ほど高くない、と伝えている。

私がもし仮に若い世代のスウェーデン人だったら、この選挙では徴兵制のことが気になるかもしれないと思ったが、こちらはもう事実として受け入れられているらしく、特に選挙を理由に話題に上がることもない。

今の徴兵制についてとてもよくまとまっている記事を見かけたので、これについて書こうと思っているうちに時間がたってしまった。選挙の話題を追っている限りは書けないので、近いうちにまとめなければ。

マッツ・クヌットソン解説員「討論会で一番重要だったのはこれらの問題」(SVT)

選挙を前に若者の間での気候危機への関心が冷え込む(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022