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テロとストックホルム・プライド

今日から8月、そしてストックホルムのプライドウィーク。週末の6日の土曜日にはコロナの影響で中止されていたプライドパレードが3年ぶりに実施される予定だ。しかしわずか1ヶ月ほど前には、ノルウェーのオスロで予定されていたプライドパレードの前日に2人が死亡、21人が負傷する銃乱射事件が起きた。この事件ではテロと殺人事件容疑で42歳の男性の容疑者が今も勾留、調査中だ。

そんな中、ストックホルムプライド主催側の責任者とストックホルム警察に、SVTがこのオスロのテロからの影響はないのかを取材していた。警察はプライドパレードの実施にあたり、いくつもの事件や事故の起こるシナリオを描いて備えているが、オスロで起きたような事件はそのうちの一つであり、現時点では特に危険性が増しているとは考えていないことなどを説明していた。

さらには人々が自分たちの思想や考えを表現できることは大切であり、警察の使命はその表現の自由を守ることで、今週のプライドウィークはまさにそんな時なので自分たちに課せられた使命を果たすために準備していると続ける。参加者はテロの危険を特に恐れる必要はないが、おかしなことを見聞きしたらすぐに警察に連絡してほしい、と話していた。

昨年秋にマルメでユダヤ人差別と戦う国際会議が開催された時にも、どんなに危険が高くても会議は開かれればならないというのが大前提で、そのための警備には徹底したものがあった。

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私はこの夏はストックホルムに行くこともなく、プライドウィークのあの明るく未来に広がるような感じも味わえないけど、どうかプライドパレードが無事に開催されますように。

オスロで起きた銃乱射テロ容疑事件の影でストックホルムプライドが再開へ(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022