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なぜスウェーデンでスパイ活動が活発なのか

10年に渡りロシアの諜報機関に属してスパイ活動を行っていたと起訴されている2人の兄弟に対しての裁判が始まった。また別の事件で、長年普通の住宅地に住んでいたロシアからの夫婦がスパイ活動で逮捕されるなど、スパイのニュースが相次いでいる。

スウェーデン治安警察(Säpo)の担当者によると、スウェーデンではロシア、中国そしてイランという3つの勢力のスパイ活動が活発で、これは例えばロシアにとっては、スウェーデンがバルト海と北極圏の両方に近いという地理上の特徴からスパイ活動対象になっているという。

ニュースをみていると検挙された人たちは長年スパイ活動を行ってきたとされており、今、活発なったのはスパイ活動そのものというよりもスパイ検挙活動のような気もするが、スウェーデン治安警察の方にも、きっとロシアのスパイ活動を今ニュースにをしないといけないようななにか、理由があるのだろう。

ロシアからの夫婦は共に60代で、男性の方は10年以上スパイ活動を行った疑い、女性の方もそれを幇助した疑いがある。犯行を否定している夫婦は、25年以上前にスウェーデンに移住してきて1999年にスウェーデンの永住許可を取得。男性は2012年、女性は2010年にスウェーデン国籍を得ている。

こういう事件があると、今政府が実施可能かどうか調査している「永住許可取り上げ案件」にはずみがつくのだろうな……

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Säpo担当者「スウェーデンではスパイ活動がとても活発なわけ」(SVT)

ロシア人夫婦は普通のスウェーデンの暮らしを送っていたが、今はスパイ容疑で検挙(SVT)

スパイ容疑の夫婦はロシアの元軍人と取引していた(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022