「スウェーデンの家庭では年に500万回の停電が発生している」という一文で始まるこの記事は、停電の多さを伝えるための記事ではないようで、突発的停電と計画的停電の違いを伝え、いずれにせよ、一般家庭でも2,3時間程度の停電には対応できるように準備しておけ、というのが主なメッセージのようだった。
しかし、国全体で480万世帯しかないスウェーデンで、年に500万回の停電が起きていると聞けば普通に驚く。修理工事などのために行われる計画的停電とは違い、突発的停電は、突風の影響や、暴風雨による倒木によるもの、そして工事中の断線事故によって起こる……とサラリと説明されているが、この断線事故、そんなことも起こるよな、と断線が起こることも予め盛り込み済みで世の中は回っているのだろうか?
私の住んでいるアパートでは、今下水管の交換工事をしている最中で、毎日大きな機械が盛大にアパートの前の地面をを掘っている。今週頭、日中に突然インターネットが使えなくなったそうで(私は会社にいたので影響なかったが)、それはこの工事中に間違って線を切ってしまったことが原因だった。幸いこの断線は数時間で修復されたが、こういう事故は、起こらないように細心の注意を払って掘り掘りしているのだと思っていたけど、スウェーデンではどうやらそうではないようだ😅 まぁ、たしかに細心の注意を払っているという感じはまったくない工事現場なのだけれど。
ということで、もう冬だし嵐の季節だし、停電に備えてロウソクとか懐中電灯とかガスコンロとか、そんなものを備えておくとよい、という話でした。チャンチャン♪