移民担当大臣が、土曜日のラジオ番組ののインタビュー番で、すべての人の永住許可が取り消されるわけではない、と話していた。
正直に暮らし、スウェーデン語を習得して自活しようと試み、社会に溶け込もうと努力する人は何も心配する必要はない、と彼女は説明する。現在検討されている永住許可の取り消しは、難民としてやってきた人たちの許可に関してで、そのような人たちには、永住許可を取り消し、代わりにスウェーデン国籍を取得する手続きをとるようにしてほしいと言う(国籍の取得手続きをして、それがすんなりもらえるかは、きっとまた別の問題だろう)。
ともかく、政府が実施したいと思っている永住許可の取り消しは、難民としてやってきた人たちを対象とし、働くためや勉強するためにスウェーデンにやってきて、永住許可をもらった人たちには適応されない、と大臣は明言していたけれども、これで「あーよかった、私には関係ない話だわ」と胸をなでおろしてほっとするようなことはできなくて、私の中のモヤモヤとイヤな感じは続く。