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フィンランドの大量のプラスティックゴミをスウェーデンで再生

マルメで稼働している最新式のテキスタイルの再生用選別工場のことをエルの連載で取り上げたことがあるけど、先日ニュースになっていたのは、モタラ(Motala)という街にできる「Site Zero」というプラスティックゴミの選別・再生工場。

11月から稼働する予定のSite Zeroはスウェーデン市場のすべてのプラスティックゴミの選別と再生を扱うことを目標にしているが、当面は外国のごみ処理にも開放されており、今回フィンランドの同業者との間で来年年頭から3年間にわたる契約を結んだ。

Site Zeroは年間20万トンのプラスティクゴミ処理能力を有することになるが、今はまだスウェーデンのすべてのプラごみ収集契約はないので、その間他のヨーロッパ諸国にも開放されることになった。わざわざゴミを輸送するのは環境によくないのではという質問には「プラごみを燃やさないで再生させるという利点は、輸送にかかる排出量のネガティブな面をはるかに上回る」と責任者は説明する。

高速道路を走ると、じつにいろんなトラックが走っているけど、これからは資源というゴミを積んだトラックがますます行き交うようになるのかな?

フィンランドからの何千トンというゴミがスウェーデンへ持ち込まれ、モタラで再生される(SVT)

© Hiromi Blomberg 2023