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使用済み核燃料報道と、70年後の最終決定

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ニュースの位(?)でいうと、今朝お伝えすべきは、もちろんスウェーデン政府が使用済み核燃料の最終処分場を決定したというニュースなのだが、あまりにも大きいニュースなのでNHK他、日本語のニュースサイトも取り上げているので、そちらのリンクも参照されたし。詳しいのは日経、ロイターは具体的な核のゴミの量に言及している。

www.nikkei.com

この政府の発表の後、夜のニュースで紹介されていたのは、この核廃棄物を地中に埋める際に使用される銅のカプセルの安全性を批判する声と、それを支持する環境党の今回の決定への反対の声だ。核のごみは10万年に渡り安全に保管されるものでないといけないが、銅のカプセルは数百年で壊れてしまうという意見がある。

SVTのニュース番組では、11月まで環境大臣だった環境党のボールンド共同代表と、今回の発表をした今の環境大臣ストランドヘルが、再度ディベートをしていたが、よほどのことがない限り、今回の決定は変わらないだろう。

しかし、10万年保存の封印をするかどうかの最終的な決定は、処分場が完成し、核廃棄物のカプセルが運び込まれた後の70年後(!)に行われることになっている。

70年後のスウェーデン政府はどのような形で、どのような決定を下すのだろう。

「カプセルは数百年後にこわれてしまう可能性がある」(SVT)

ストランドヘル大臣「次世代に責任を押し付けるのは卑怯だ」(SVT)

解説・社会民主党が環境等と袂を分かつ第一歩(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022