スローランニングというのは、私のようにゆっくりとしか走れない人のことを指すのではなくw、これまではタイムを競うような走り方をしていた人たちもゆっくり走ることを選び始めているという最近の傾向を指すのだそう。
スローランニングのファンで、2年前からはハッピートレーニングというグループを指導するマリアさんは、スローランニングでは周囲の環境や自然に触れ、内省する余裕もありメンタルも活性化する、などと利点をいくつも上げる。
またSVTの調べによると、スウェーデンの主要なマラソン、ランニング大会では、大会参加者の走行時間は長くなっていることもわかった。大会に参加してもタイムを競うのではなく、参加するその経験を楽しむ人が増えているのだろう。
マラソンやクロスカントリースキーのトップ選手のコーチであるカッレさんは、この「低強度トレーニング」では腱や靭帯の強化ができ怪我もしにくいとスローランニングの利点をあげる。また高強度トレーニングはエネルギーを炭水化物から得るが、スローランニングでは体の脂肪を使うのだと解説する。私は速く走れないからスローなだけだが、意図せずトレーニング業界界隈の最先端を走っていたよう。ふふふ。
そして、このブログの読者の皆さん、スローといえばまたもう少しすると「スローテレビ」の季節がやってきますよ!あー楽しみ。
待ち切れない人、最近暗いニュースばかりで今すぐヘラジカスローテレビが必要な人は(私か?)、下記リンクから過去放送回をどうぞ。これまでの5年間分のハイライト映像を全世界から視聴可能です。