コミューンから「今日からでも入居できますよ」と連絡をもらって、認知症の高齢者用のアパートを見にいった。
認知症の進んできている義父のために、今はホーム・ヘルパーに週に何回か数時間ずつきてもらう形で義母が面倒をみている。
少し前まではデイケアサービスやショートステイも試していたし、またコミューンの提供している介護付きの集団住宅にも一度は引っ越したが、なかなかうまくいかず、また家を中心として介護を続けていたが、このまま続けていくのがかなり難しくなってきた。
今回紹介されたのはプライベートの経営で、費用は市営の施設よりかかるらしいが、差額は市の方で負担してくれるそう。100近くの個室アパートのあるこの施設は、認知症患者の受け入れに特化しているということと、説明に担当者がゆっくり時間をとってくれたことでは母も安心したよう。
これから先、父の世話をしてくれるフロアの担当者数人と挨拶したところでは、移民だろうなと思う人が大半。スウェーデン民主党は移民を全部追い出したいらしいが、そうするといったいこのような高齢者の世話が誰がしてくれると思っているのだろう。
東京のコンビニで働く人の多くが外国人であるように、日本の介護施設もそのうち担当してくれる現場の人は外国人になっていくのかな。
2018年9月7日