70歳以上の高齢者、重篤になる可能性の高い糖尿病などの既往症のある人、そして医療機関で特に新型コロナウイルス対応に従事している人たち。さらに高齢者介護施設など高齢者向け各種サービスで働く人。
昨日、公衆衛生庁がコメントしたのは来年に予定されている新型コロナウイルス・ワクチン接種の優先順位。上記の対象者だけで現在スウェーデンの約1000万人のうち、200万人になる。
ワクチンがどういったタイプの人にどう効くか、その効果については展開していく中でしかわからないこともあるので、例えば最優先の高齢者には効き目が弱かったような場合は、医療従事者への接種を先にするなどの調整を行うことも想定しているそうだ。
ワクチンの開発があまりにも急ピッチで進められているので、公衆衛生庁には「その安全性は大丈夫なのか?」という多くの声が早くもよせられている。
担当者のソーレン・アンダーソンは「驚くべきスピードで進んでいるとはいえ、ワクチン開発の手順をとばしているわけではなく、これから先は他国やスウェーデンの通常のワクチン認可のプロセスを経るので、そのような心配をする必要はない」と話している。
感染症は国籍に関係ないからどう考えても意味のないことだし、またスウェーデンではそんなこと起こりそうにないと信じてるけど、今が例えばスウェーデン民主党政権下で、スウェーデン人を優先します、とか言われてたらイヤだっただろうなー。あ、変なこと考えちゃった。失礼しました。