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食品プラスティック包装との付き合い方

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スウェーデン人は買った食料のおそよ3分の1を廃棄してしまっているという。

 

温暖化で環境への関心が高まりプラスティック包装された食品をどうするか再考する人も出てきているが、実はパッケージにプラスティックが使われているかどうかよりも、食品廃棄による環境への影響のほうが大きい。

トータルで環境への影響を計算すると、直接食品によるものが95%で包装によるものは5%とか。

プラスティック包装には食品を腐らせずに保存するという役割がある。よくないのは、大きなサイズを買って使い切れずに中身を捨ててしまうことだ。

 

またプラスティックの総量を減らそうとなるべく薄い層の特殊なパッケージにしたり、食品が魅力的に見えるように使用される黒色のプラスティック包装などは、再利用が難しくなるので、これも環境への負荷は高くなる。

食品に関して環境への負荷を減らしたければ、以下を実施しよう。

  • 菜食
  • 食品を捨てずに全部食べる。購入は計画的に。包装の総量が増えても、食べ切れる量だけその都度買ったほうがよい
  • 米、乾燥豆、パスタや粉類などの保存のきくものはまとめて買おう
  • ジャンクフードは環境にも健康にも悪いので減らす

もっと貢献したかったら

  • 廃棄されそうな形の悪い野菜や、パッケージが歪んでしまっているものも進んで買おう!

プラスティック包装を賢く使い環境に貢献 (SVT Nyheter)

 

© Hiromi Blomberg 2023