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燃えない症候群

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最近は「燃えつき症候群(Burn out)」や過労死の話ばかりの日本だが、私が働いていた時には「窓際族」はいた。今は役職定年という言葉をよく聞くが、窓際族はいまもいるのか?それとも今の日本はもっと世知辛い?

 

スウェーデンで最近みかけるのが窓際族に限らず「燃えない症候群」とでもいうのか、「退屈で死にそう(Bore out) 」な人達の話。

 

労働環境庁 (Arbetsmiljöverket)のレポートによると約7%の労働者が「やることがなさすぎる」そうだ。燃えない症候群の症状は燃え尽き症候群と同じで、鬱になり自殺を考え始める人もいる。

それでもストレスの研究者によると40年前と比較すると、やることが少なすぎるという人は減っているそうで、それは忙しいということ自体がステイタス・シンボルとなっており、自分の状態を盛ってしまう傾向があるかららしい。

 

ものごとはラーゴム (Lagom) がよろしいようで。

 

研究者が解説・少なすぎる仕事で病気になる理由 (SVT Nyheter)

 

© Hiromi Blomberg 2023