15歳の環境活動家
「私はアスペルガー症候群で、物事はやるかやらないかの二者択一。中間のグレーゾーンの意味がわからない。」
スウェーデンの15歳のラディカルな環境活動家、グレタ・トゥーンベリはこういって、気候変動は世界的な大きな問題だといいながら具体的な行動をおこさない政治家達を批判する。
グレタへの注目は高まる一方で、これまでも世界中のメディアがインタビューしているが、今回ポーランドでCOP24の始まるこのタイミングで彼女のこれまでの活動がまとめられ、多くのメディアが取り上げている。
「未来への金曜日」をムーブメントに
2015年パリで開催されたCOP21で採択された環境目標をスウェーデンが達成するまでは学校に行かないと、彼女が国会の前での座り込みストライキを始めたのは今年の8月後半。座り込みは9月頭のスウェーデンの総選挙まで2週間以上続いた。
その後、総選挙のあとは「未来への金曜日(#fridaysforfutute)」のハッシュタグで、毎週金曜日には同様の学校ストライキを続けている。
こんなに世界中で話題になっているのに、まだ日本の大手メディアでグレタ・トゥーンベリの記事をあまり読んでいない。もっと報道されてもいいのに! 日本のメディアの皆さん、待ってます!