ストレス研究所のトビヨン・オーケステッド名誉教授によると、スウェーデンに住むおよそ15%の人が、春の気分の落ち込みを経験する。日が長く暖かくなり、気分が上向きになってもいいこの季節に、気分が落ち込んだり身体が重くてやる気を感じないのは、日光の急激な変化などでメラトニンなど、ホルモンバランスが崩れることによるものだそう。
このうち1〜2%の人は症状が重く治療が必要と考えられており、それには抗うつ薬や対面セラピーそして強い光を使った明かりなどが使われる。また結果が実証されたものではないが、多くの人が外にでて光を浴びる、コーヒーやチョコレートを取ることで気分を上向きにできるそうなので、試してみるといいかもしれない。
私もキッチンのリノベーションが中途半端な形のままで、片付ける気が出てこないのは、きっとこの春のやる気喪失症候群のせいなのかもしれない(ということにしておこう)。