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コロナで人気のブレーキンゲ

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ブレーキンゲ(Blekinge)とはスウェーデン南東の、長い海岸線を持つ地方の名。

夏のデスティネーションとして、通常の年であればキャンピングカーでやってくるドイツ人たちに人気があるが、今年はコロナの影響でスペインやギリシャといったリゾート地へ行くことのできないスウェーデン人の間で人気が爆発している。

携帯電話事業者のTeliaは、携帯電話の持ち主を特定しない形でスウェーデンの中で人々がどう移動しているかの情報をまとめているが、それによるとブレーキンゲへと旅行した人は先週その前週比で28%増えた。

地域のツーリズム担当者も「人の流れがはっきり変わり、どこも売上が伸びている」と話す一方で、気になるのはやはりコロナ感染。カールスクローナにある海洋博物館などでは入場を待つ列が長くなっていたが、コロナ間隔を保つよう促す看板や、手の消毒液を用意することで対応しているそうだ。

6月にスウェーデン社会防衛対策庁(MSB・Myndigheten för samhällsskydd och beredskap)が取りまとめたアンケート調査結果では、この夏はスウェーデン人の40%が移動に2時間かそれ以上かかる国内の旅行を計画しており、35%の人が2時間以内で行くことのできる場所へ、そして25%の人はずっと家にいる予定だと回答している。

Go To Travelとかそんなキャンペーンしなくても、この例をみても旅行したい人たちは自分でするし、今は旅行はしたくないて思っている人も多いだろうから、消費者ではなくて、コロナ不況で経営が苦しくなった旅行業界を直接支援すればいいのにね、、よくわからないなぁ。あ、ブレーキンゲと関係ない話書いちゃった。すみません。。。

みんながスウェーデンに残る今年はブレーキンゲが大ブーム

この夏スウェーデン人は家にいる

© Hiromi Blomberg 2023