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コロナ監査は選挙の前に

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スウェーデン政府は、既に実施が決定されている「コロナ対策監査委員会」からの報告書の提出を、2022年9月に予定されている次の統一選挙の前に行うことを野党からの要請により約束した。

委員会が監査する範囲など監査の全体方針は、現在政府から野党に通達済みで、本格的な夏休みを迎える前の明日の金曜日には、政府と野党間で方針に関する一定の取りまとめが行われる予定だ。

今回のコロナ禍に政府はどう対応してそれが適切であったかを監査することは早くも5月に決定していたが、コロナ禍の影響が広範囲に及び、またその先行きも不透明の中で実施される監査はいつ完了するかもわからない大規模なものになるとの懸念がでていた。

今回の決定は、有権者は次の選挙の前に自らの選択を検討する材料が必要だとの意見から、監査結果の報告の期限を先に決めたもの。そこから、必要に応じて監査の範囲を限定するという流れになりそうだ。

また左党党首のヨナス・フォーステッドは、監査は高齢者施設・住居への対策から始め、なるべく早い段階で報告書を提出しすぐに改善案を現状に反映していくべきだともコメントもだしている。

スウェーデンの政治家は常にこうして厳しい分析、追求、批判にさらされているわけだが、こちらも高率の税金を預けている側なので、「彼らも頑張っているんだから」とか言って遠慮してちゃだめだよね。そういえば、こっちでは世襲議員とかあんまり聞いたことないなぁ。

それにしても、あの、誰が政権を取るか決めるのに4ヶ月ほどかかった2018年の選挙からもう2年近く、この政権の任期の半分近くが早くも過ぎようとしている。さて、これからの2年はどんな2年に?

コロナ監査委員会の監査は選挙の前に完了