環境のためにそろそろ飛行機は使うのをやめた方がいいのではないかと思い始めた人もいるスウェーデンで、新時代の軽量飛行機をつくりはじめた会社がある。
ルンドから電車で20分ほどのエスローブにあるその会社の名前はBlackwing(ブラックウイング)。
カーボンファイバーでできた機体の枠組みだけなら50キロの軽さで、内装やその他の機材をすべて合わせても300キロとなる。飛行機はカーボンファイバーの200の部位を糊ではりつけてまるでプラモデルのように作られる。
製造販売するのに必要な認可を取るのに7年近くかかったそうだが、作られた飛行機の人気は高く、フランス、ドイツ、オランダなどの各国から宣伝もしないのに次々と注文がはいる。5年後には販売台数を年100台を目標とする。
いまでも車程度の燃料しか必要ないそうだが、目指しているのは電気飛行機。そんな遠くない将来にスコーネの空を飛びそうだ。
スコーネのBlackwingが描く未来の軽量飛行機・目標は電気飛行機 (Sydsvenskan)