オーディオブックのことばかり書いているような気もしますが、もう一日だけ続けます。
スウェーデンではオーディオブックのエロティック小説ジャンルが伸びていて、サービスプラットフォームの一つ、Bookbestでは2017年から2018年にかけて15.6%伸びた。それを支えているのは女性ユーザーだそう。
もともとオーディオブックサービスの会員は女性が多く、Bookbeatでは全体の77%が女性。だが、例えば、映画にもなったこのジャンルの人気作家E・L・ジェイムズ(「フィフティ・シェイド・オブグレイ」)のオーディオブックを聞いている91.5%は、女性だという。
スウェーデンのこういうトレンドはきっとアメリカで成功しているモデルがあるはずと思ったら、案の定、Audibleがはやくも2005年にハーレクインロマンとオーディオブック契約をしたところから、このトレンドは続いている。
スウェーデンでStorytelなどサービスが身近になってきたのがここ2,3年だと思うので、やっとその傾向がこの北の果てまでたどり着いたということだろう。
エロティック小説と、その音声での提供は、想像力の刺激される塩梅がちょうどいいのかもしれない。きっとそのうち日本でもはやりそう。
他のオーディオブックの使用傾向と同じで、エロティックジャンルも通勤の時間帯によく聞かれているそうで、隣の人が何を聞いているのか、ちょっとどきどきしますね!