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昆虫を食べる時代

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 EUで食用昆虫養殖に指針

EUは来年にも食用昆虫の養殖に関する法的整備を整える方針で、スウェーデンでも昆虫養殖時代が始まろうとしている。

昆虫食先進国フィンランド

フィンランドではこれに先立ち、2017年11月から昆虫を材料をした食品の製造と販売が認可されている。現在、昆虫の養殖を行っているのは60ほどの農業事業体で、20近くの製品がスーパーマーケットなどで販売されており、レストランやホテルでも提供されているそうだ。

ニュースではレポーターがフィンランドのスーパーで他の食品と一緒に普通に売られているコウロギが原料のカカオ味のエネルギーバーを試食していたが、特に変な味とかではなく普通においしいとコメントしていた

 将来の食糧問題を解く鍵

コウロギの栽培は牛肉にくらべて5分の1から10分の1程度の餌、また1500分の1程度の水資源しか必要としないので、これから2050年にかけて100億人になると国連が予測している世界人口の拡大時には欠かせないタンパク質源になっていくのかもしれない。

北極昆虫経済圏の誕生?

冒頭の昆虫養殖のシーンが印象に残る映画『ブレードランナー2049』では昆虫の栽培場所は砂漠のような環境だったけど、現実の近い将来では、北欧諸国最北部の広大な農場で大量の食用昆虫が作られていくのかもしれない。

 

昆虫の養殖に地方経済の未来はあるか? (SVT Nyheter)

昆虫を食べる時代@hiromiのボイス - PitPa(ピトパ)

© Hiromi Blomberg 2023