雪が降っても道が凍っていても、乳母車を押しながらでも、そうなにがなんでも走るのが好きな人が多いスウェーデンでの新しいトレンドは、「プロッギング (Plogging)」
プロッギングは「拾う(Plocka)」と「ジョギング(Jogging)」を組み合わせた造語で、ジョギングしながら落ちているゴミを拾うことを指す。
道に投げ捨てられているゴミが気にはなっても、一人で黙々と拾い上げるだけではつまらないし勇気もいる。
プロッギングなら、みんなで一緒にジョギングしながら拾い集め、一番よく拾った人はだれかという競技にまで発展させることができ本当に一石二鳥の素晴らしい運動だ。
スキー選手などして活躍したエリック・アールストロームが2年近くまえに始めたこのトレンド、スウェーデンでも大都市だけではなく小さな町でもFacebookなどを使って気軽に始める人が増えてきた。
プロッギングの楽しい噂は既にヨーロッパの各都市の他、南米のコスタリカやアジアのベトナムにも広まっている。
役割分担がはっきりしているせいか、市町村が定期的に清掃しているあたりはきれいでも、少しそれを離れたところに捨てられたゴミがいつまでも残っていたりするスウェーデン。
私もそんなゴミをきれいにしたいと思っていても、なかなか一人では勇気がでず、また実行できてない。プロッギングはとてもいい運動だと思うけど、私、走るの好きじゃないのですよね。。。
ロッマ(Lomma)でも熱心な人の間でプロッギングが人気に(Sydsvenskan)