swelog 今日のスウェーデンのニュース

スウェーデンのちょっと違った「ほんまかいな!」なニュースから、毎日ひとつ選んで紹介しています

問題はいつも山積み

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「医療(68%)」、「移民(51%)」そして「教育(51%)」。

6月11日から17日に実施された最新の世論調査によると今、スウェーデンで有権者がいちばん重要なの政治的課題とみているものは、上記の通りの順番で並ぶ。医療は、難民が押し寄せた2015年〜2016年の短期間を除くと、ここ10年ほど、その嬉しくない一位の座を保っている。

リストにはその後「法と秩序(45%)」「高齢者福祉(43%)」「国の経済(37%)」「仕事・勤労(37%)」と続く。昨日グレタ・トゥーンベリがあんなに強く訴えていた「環境と気候」問題がくるのはやっとその後で、33%の人が最も重要な政治的課題として上げているにすぎない。

2月(コロナ前だ)に実施された前回の調査と比べて、目立って増えているのは経済や仕事の領域で、それに医療や高齢者福祉が続く。

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気候問題は「気候危機」となり、なによりも優先されるべきなのに、ここにズラッと並ぶ他の重要課題を見ていると、他の領域も問題が山積みなことは容易に理解できる。

昨日のグレタの話の中でコロナの話題とも繋がっていて、印象的でその後も頭の中でぐるぐるして、夕食時にも夫と話していたことが2つほどある。

一つは、彼女が、仮にコロナの中でポジティブな兆候があるとすれば各国は劇的に体制を変えることができるとわかった、と話していたこと。そして、2つ目は、毎年世界中で700万人もの人が汚染された空気が原因で死んでいるのに、私たちはこれをまったく大きな問題として扱っていない、という指摘だ。

このままの体制では、気候問題はおそらく絶対解決しない。では個人としてわたしは今、どのアクションを取り、どの選択をやめればいいのだろう? もっと政治的になるべき?  "Allt är politiskt, mamma!" 

考え始めると頭から火がでそうだけど、まずは、新しく手に入れた重曹とクエン酸と過炭酸塩を使って家の中をすっきりさせてから、また考えることにしよう。

みなさんも今日もよい一日を!

ノーヴス調査・最重要政治的課題は、医療がそのポジションを譲らず