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コロナ検査の不備でスウェーデンに入国できない人はどうなるか?

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 スウェーデンが要求する入国に必要なPCR検査の要件などを満たさないままアーランダ空港に到着してしまった人は、やってきた国に追い返される。もと来た国に戻る便に乗れるまでは空港のトランジットホールで待機することになる。

ストックホルムのアーランダ空港では、こうしてスウェーデンへの入国を拒否された人が増えているので、Fゲートを閉鎖してそこに長時間帰りの便を待つ人のために折りたたみベッドを用意した、とダーゲンス・ニュヘテルが伝えている。

つい先日、スウェーデンと日本の間をデンマークとオランダ経由で往復した私にも、頭が痛かったのがどの国からどの国に入る時はどの検査が必要かをすべて確認して、それにあう検査を規定時間内にできるように手配すること。

コペンハーゲンに到着するが、住んでいるのは隣国のスウェーデンという私の特殊な事情のためか、日本を出国する際のチェックイン窓口で、KLMの担当者が私の持っているPCR陰性証明がすべての国の入国、トランジット要件を満たしているか確認するまでゆうに20分は待った。

乗る人は少ないし、空港のお店やレストランもほとんど閉まっていてやることもないので、待つのは全然よかったのだが、このままいったら乗せてくれないのでは?、とちょっと焦ったが、結局最後は納得して搭乗を許してくれた(という感じだった😆)

私の場合はデンマークには隣国の隣接する地区に住む人だけに適応する特例を設けてくれていることを確認するのが難しかったようだ。でも搭乗前にこれだけ確認に念をいれるのは、飛んでいったのはよいものの、入国できない人がそれだけ増えているからだろうな、とはその時も感じた。

私の隣のレーンで、こちらも長いこと担当者の確認作業を待っていた親子連れは、アムステルダムとおそらくもう一箇所経由でサンパウロまで行こうとしている人たちだった。私の場合は父の他界だったが、みんなそれぞれいろんな事情があって旅行しているのだろうなと、勝手に人の人生にも思いを馳せる。

コロナ禍の前では一日多くても3名程度だったアーランダ空港で入国を拒否される人は、最近では多い日は30名程度になることも、と記事にある。さらには運行している飛行機の本数自体が減っているので、折り返すといっても戻るための便にすぐに乗れるとは限らない。ゆえに空港で何夜も過ごさないといけない人がでるらしい。

はるばるやってきたのに送り返されるなんて悲しすぎるような気がするが、ここはルールは厳格に守って欲しいところでもある。この先は整ってきたワクチンパスポートが、少なくともEU内では今のこんなコロナ陰性証明の混乱を解消していくのだと思いたい。

私はスウェーデンに入国から5日目に受けることになっていたPCR検査の結果も昨日陰性と出て、ようやく自由に行動できると喜んでいます(とはいってもコロナ行動制限中だけど😅)

アーランダ空港での入国拒否数が過去最多に(DN)

解説・ワクチンパスポートはこういう仕組みだ(SVT)

© Hiromi Blomberg 2021