昨日、駐日デンマーク大使館のツイッターでこんな面白いきゅうりのニュースに関する話を読みました。
デンマークの7月は、ほとんどの人が夏休みを取るため、ニュースのネタがキュウリの収穫しかなくて、いつしかAgurketid(キュウリの時)と呼ばれるようになりました🥒
— 駐日デンマーク大使館 (@DanishEmbTokyo) July 17, 2019
ちなみにキュウリは日本の方が個人的には美味しいと思います🇯🇵 pic.twitter.com/29u4wQlnLx
スウェーデンのニュースサイトも毎日見ていると、確かに休み中は自社取材ではなくて通信社経由のニュースが多かったり、以前に力をいれた総力取材をフィーチャーしていたりが目立ちます。
ダーゲンス・ニュヘテルは、おそらく購読者獲得に寄与している独自取材のよく読まれている記事を25本まとめて掲載していました。新聞社もお金かけて取材した記事だし、新聞とはいっても、昔のTIMEやLIFEに掲載されていた記事を読むような感覚ですね。
さて、きゅうりのニュース、スウェーデンではみたことないなぁ、と一応検索したらきゅうりのニュースは見つからなかったものの「オーガニック野菜を温室栽培で作る農家が増えている」という記事がヒットしました。(ちなみにこの記事もスウェーデンの通信社TTから配信された記事です)。
農業庁で有機栽培に関するアドバイザーとして働くサラ・フーレンヘッドさんによると、去年一年で温室有機栽培に使われている土地は13%増え、このトレンドは続いているそう。
オーガニック野菜への消費者の関心は高く市場はあるが、化学薬品の使用に制限がある有機栽培は害虫や病気をどうやって食い止めるかが大きな課題となります。温室栽培にすると、例えば温室内の高い温度を嫌う虫を排除できるなど環境のコントロールができるのでオーガニックものが作りやすくなるのだとか。
また私達消費者は、有機栽培の野菜を選ぶと農薬や殺虫剤の使用に制限があるだけでなく、二酸化炭素の排出量とか温室を温めるのに使用される化石燃料の使用量にも制限があるのもを選ぶことになるので、健康だけではなく環境にもいいチョイスができるそうです。
明日はルンドのREKO-Ringに野菜買いに行こうかな?