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できたよ、これでルーン石碑探しが簡単に

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別に知ってても知らなくてもどうでもいいようなことを、あーだ、こーだと書きたいなと思いつつも、毎日事件のようなことが起こるので、そちらを優先していたらいつまで経っても書くことのできないことがある。

それは例えば、新しく公開されたルーン石碑の地図サイトについて。

スウェーデン国家遺産管理局とウプサラ大学がこのたび共同で開発、公開したウェブ上の地図では、世界各地(といっても大半はスウェーデンと北ヨーロッパにあるが)のルーン文字の石碑や博物館に収められているものを簡単に調べることができる。地図上のマークをクリックするとそこにある石碑の写真や書かれているルーン文字をスウェーデン語や英語に訳した翻訳文を参照することもできる。

スウェーデンでは、バイキング時代からキリスト教文化に向かう時代、今からおおよそ1000年くらい前のわりと最近(?)立てられたルーン石碑は、結構いろんなところにある。特にウプサラのあるウップランド地方は世界最大のルーン石碑の集積地(!)で、1300の石碑が登録されている。

なんとなく秘密っぽいけど、堂々と思わぬところにあっけらかんと立っていることの多いルーン石碑。大切な出来事の記念碑としての役割や亡くなった人を追悼するためのものも多いそうで、文字の読み方にも一応一定の規則があり、頑張って勉強すればわりと読めるようになるものなのかもしれない。

そんな気力のない(私のような)方は、こちらの地図を片手にルーン石碑を探しに行ってみるのはいかがでしょう? コロナ禍でも楽しめる趣味としていいかもしれません。

ただ、このできたばかりのサイト、もちろん出来上がり具合もスウェーデンぽくて、いろいろとまだまだうまく動かないところがありそうだ。ルンドの石碑をいつくかクリックしてみたが、どのマークでも同じ写真が出てくる。どうして?

結構目立つところに「間違いを見つけた方はこちらからご連絡ください」とも書いてある。暖かい目で、一緒にサイトを育てるつもりで付き合うといいのかもしれない。

ルーン石碑が世界で一番集中しているのはウップランド地方。見つけるのが簡単に(SVT)

ルーン石碑に関するWikipediaページ

© Hiromi Blomberg 2021