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コロナで起こる、あってはいけないお酒のバーゲンセール

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スウェーデンでの消費者へのお酒の販売を一手に引き受けてる国営酒類販売店のシステムボラーゲット。システーメットの愛称で呼ばれるこのお店は、国民のアルコール摂取量を増やさないために存在しているので、販売量を増やすことが目的のセールス・キャンペーンや安売りなどはないはず、、、なのだが、コロナでこの状況に変化が起きている。

システーメットの品揃えで最近増えているのが、システーメットは在庫を持たないが、消費者はシステーメットのウェブサイトを通じてさまざまなワイン輸入業者が販売するワインを注文できるシステム。取り寄せに少し時間はかかるが、システーメットの店頭には並ばない様々なワインをシステーメットを通じて購入することができる。

ここでのワインの値段はワインの輸入業者が決めた額に、予め決められている税率やシステーメットの取り分などが加算されて決まる。(下記は左からハードリカー、ワイン、ビール、シードル他、ノンアルコール飲料の価格構成内訳。それぞれ、濃い緑から下に向かって、消費税、酒税、システーメットの取り分、仕入れ業者取り分、と割合がはっきりと決まっている)

https://www.omsystembolaget.se/contentassets/0e995ff4513549e693cece6f78312673/b35c1aef-dbf5-4bc0-8fc5-7bae48b7ad20.png

そして今、輸入業者はコロナの影響でガクンと落ちたレストランやホテルへの販売により残ってしまった在庫を処分するために価格を引き下げを行っているが、それは自動的にシステーメットの注文サイトでの価格にも反映され、システーメットではあってはいけない「バーゲンセール」が展開されてしまっているらしい。

システーメットにとっては存在意義に関わる大問題なのかもしれないが、これはもしかしたら私たちにとってはいいニュース? 

なにか掘り出し物がないか、ちょっとサイトを覗いてみます?

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ワイン輸入業者の値引きについてのシステーメットの見解「我々はもっと売ろうとはしていない」