3月の失業者の数は去年の同時期の12倍以上となる36800人を記録した。
新型コロナの感染拡大状況だけではなく、毎日、その他の領域でも驚くような数字が発表され続けている。政策の方もそれに負けず劣らずの素早い動きで、昨日は失業手当の給付条件が緩和されることが決まった。悪いニュースもいいニュースも驚くほどの物量でやってくる
私はこのようなニュースを受け止めているだけだが、それでもしらずしらずのうちになんだかおりのようなストレスが貯まっていっているのを感じる。ましてや自身や周囲の人が感染してしまったり、リスクグループであったり、また経済的窮地に落ちいったりしている人の感じているストレスは一体どれほどのものなのだろう?
倒産してしまった衣料品チェーンの元従業員がEコマースの発送センターで働き始めたり、解雇されたスカンジナビア航空のフライト・アテンダントが福祉の現場で働き始めたりと、仕事がなくなってしまった人を人が足りていない業種へ移動してもらうといった大きな社会的職業マッチングのニュースもよく見かけるようになった。新しい仕事につけたのはいいことだけど、人生を変えてしまう劇的な出来事のあとに、また全く新しい環境で働き始めるのはかなりのストレスなはずだ。コロナ状況が深刻化してきてから数週間。張り詰め続けている気はいったいいつまでもつものなんだろう?
なんだか、今朝は私も疲れているのだが(すみません)、これはきっと日曜日から始まった夏時間への移行のせい、だということにしておこう。
少し前に紹介した山中教授の新型コロナウイルス情報サイトに書いてあったことをもう一度引用します。
疲れたり油断して止まってしまうと、感染が一気に広がり、医療崩壊や社会混乱が生じる恐れがあります。一人一人が、それぞれの家庭や仕事の状況に応じたペースで走り続ける必要があります
疲れたり、油断したりしないように。
今日は夜までちょっとニュースから離れよう。