ダーゲンス・ニュヘテルが昨日発表した調査結果では、5人に一人がコロナ禍が落ち着いた後も今のリモートワークが増えている状態を続けたいと考えていることが明らかになった。
コロナの前の半年間でも、一週間のうち少なくとも半日は会社以外の場所からリモートで働いていた人は26%。これが3月から5月の間では36%へと増加している。(でも、もっと多いかと思っていた。)
ただ、ストックホルムではこの傾向はさらに顕著で、コロナ前の36%から52%へと増加している。ここは、コロナ以前でも既に36%の人がリモートで働いていたことに注目すべきだろうか? そして、ストックホルム圏でコロナ収束後もリモートワークが増えた今の状態を続けたい人は28%で、逆に減らしたい人は14%だった。
大きな街ではやはり通勤は大変だろうから、リモートでも働けることがオプションになっているのはよさそうだが、みんなずっとリモートで働き続けたいと思っているのでもなさそうだ。
人と人が会うことには社会的価値があり、またリモート会議やメールでは時間がかかったり、なかなか伝えにくい細かいニュアンスを会うと一気に伝えることができるのは私も実感するところ。リモートワークはタスクをこなしていくタイプの仕事には特に問題はなさそうだが、人と会うと、テキストやビデオ会議の動画以外からの情報が増え、クリエイティビティが刺激されるように思う。
目配せや頷きや体の向きといった言語以外の細かい情報からも自分が承認されてることやどう思われているかを理解することもでき、これは精神の安定に役立っているはずだ。
私も今日は久しぶりに、夏休みで誰もいなくなったオフィスにいってみようかな?それじゃ意味ないのか? まぁ、私の場合は、オフィスに行った方が運動量が自然と増えるという邪な理由だから、それもよしとするか。
みなさまも、今週もお元気で!