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とれないパスポート、泳げない子ども

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人々の気持ちが急速に「コロナ明け」の生活に向き始めているのだろう、夏休みに外国へ旅行に行くことや、子どもを夏季休暇中の活動に参加させたりすることを考え始める人が増えたことによる影響がでてきている。

パスポートは 今、申請をしても地域によっては発行までに7週間も待たなくてはいけない状態で、特にスウェーデン南部で待ち時間が長くなっている。パスポートの発行はスウェーデンでは警察が行っているが、統計によるとこのコロナ禍の影響か現在50万人分のパスポートが更新されていない状態だという。今は一時的に申請する人が増えてきているのと同時に、コロナ対策により申請時の予約数も抑えられていることが、この長い待ち時間の要因となっている。

一方、この夏、溺死事故が増える可能性を指摘するのはスウェーデンのライフセービング協会。コロナ禍でプールが閉鎖されたり、水泳教室が中止になっていた影響で泳ぐことから離れていた人も多い。

特に子どもは通常時期ならふんだんにあった泳ぐ機会に恵まなかったものも多く、この夏、一気に水に慣れていない子どもたちが水遊びを始めることの危険性に警鐘を鳴らしている。

悲惨な溺死事故を防ぐための、ライフセイバーからの強力なアドバイスは一つ。

それは子どもたちが水遊びをしている間は同行者はスマートフォンは使用せず、できるだけ目を離さないようにというもの。溺れかけている人は、映画などで見るように助けを求めて叫んだりはしないので、耳ではなくて目で注意を払うことが必要だと強くアドバイスする。そう言えばプールサイトでスマホの使用を禁止した公共プールのニュースも最近どこかで読んだ気がする。スマホ隔離で救われる命が少しでも増えますように。

パスポートを入手するには時間がかかる(SVT)

スウェーデン・ライフセービング協会が警告・パンデミックでこの夏は溺死事故が増える可能性

© Hiromi Blomberg 2021