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気候温暖化に備える病院

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今年は、私の住んでいるアパートで初めて「蚊」と出会った。夏の間は、窓は網戸もなく開けっ放しなので、蛾はよく入ってきていたけど、このあたりで蚊を見かけたのは初めて。

これまでずっとスウェーデンでは食品が湿らないと思っていたけれど、最近はそうでもない。私の髪もスウェーデンは長らく手間いらずだったが、この頃は日本でと同様湿気によるうねりによく悩まされる。

スウェーデン南部のスコーネ地方の病院では、気候変動で気温や湿度が上昇することで、最悪の場合手術ができなくなってしまっていた。手術室や減菌室にある器具などにバクテリアが付着し、繁殖してしまい場合によっては手術そのものを中止したり別の手術室に移動することが求められていた。

2018年、2019年と2年続けて夏には厳しい状況に置かれていたスコーネの病院は、その後、換気や除湿機の設置に取り組み、今年の夏は大きな問題なく乗り切った。今、スコーネの病院が取り組んでいるのは、集中豪雨に関連して病院を洪水から守るための計画だそうだ。

こういう取り組みにより増えるのを気候変動対応ビジネスというのだろうか? しばらくは(いやこれからずっとか?)増え続けそうだな。

温暖化の影響で手術が中止になる可能性(SVT)

© Hiromi Blomberg 2021