9月頃には最後に残ったコロナ関連規制も撤廃されるかも、という以前の見通しは甘く、現時点のスウェーデンでは規制は緩和されるべきでないというのが、公衆衛生庁ならびにハレングレン社会担当大臣の最新の見解だ。
(↓こちらは7月半ばあたりでのちょっと甘めの見解)
動きはわずかだが目下、感染は拡大しており、このままみんながコロナ対策規制に気を配らなくなり、ワクチンの接種もこれ以上進まなければ、考えている以上に厳しい秋が待っているだろうとハレングレンがTT通信社へのインタビューで話している。
去年の夏にも、このままいけばコロナは収束するのでは? との甘い期待を私も抱いていたことを思い出す。
公衆衛生庁は、昨日この先の新型コロナ感染状況に関する新しい3つのシナリオを発表している。これは予測ではなく、これからの計画の土台となる様々な可能性を描いたものだそうだが、いずれのシナリオでも感染は拡大していくことが示されている。
デルタ株に関してはまだわからないことが多いとしているが、一番低いレベルのシナリオ0でもデルタの感染力はアルファ型より60%高いとされている。
これからも結構長期戦という心づもりで臨めということか。メンタルと体調のメンテナンスに勤しみますかね。