スウェーデンのカロリンスカ研究所からも、SNSと若い女性の精神状態の悪化の相関性に関する新しい研究結果が発表された。SNSで現実にはあまりないような作られた「美しい顔や体」の画像を見続けている女の子たちは、自分の体に対する否定的な感情を持つようになり、それが摂食障害や、自尊心の低下に繋がるとカロリンスカ研究所の脳の研究者であるシセラ・ナットレイは説明する。
スウェーデンメディア協議会によると,14歳から17歳の女の子たちの40%以上、また18歳では54%以上が毎日3時間以上をInstagramやSnapchat、TiktokといったSNSで費やしている。
Facebookの内部告発でも明らかになったように、収益を生むように最適化されたアルゴリズムで女の子たちの精神が蝕まれていく。
この問題はテック企業側にプレッシャーかけて改善させることももちろん必要だろうけど「SNSはこういう仕組みで作られていて心を蝕みます」ということを学校でもっと教えていく必要もあるようですね。