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ロックストロームとグレタのブラーブラー合唱隊

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COP26も2週目。グレタ・トゥーンベリは「ごまかしの祭典」と強烈な批判を繰り返しているが、開催前には「気候サミットはグレタが言うように”30年に渡り「bla,bla,bla」と大人が空虚な言葉を口にするだけの会議”ではない」とグレタの気候サミット批判に異を唱えていたヨハン・ロックストロームは今の状況をどうみているのか? 

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ダーゲンス・ニュヘテルにインタビュー記事がでていた。

「グラスゴーで採択されるいくつかの決定は、歴史的にみてもとても重要で強力なものだ」というロックストロームは、同時にそれが行動に移されないリスクもあることに言及する。

「アクティビストたちは正しいと同時に間違っている。グラスゴーの会議には意味がないというのは違う。開催前に考えられていたよりも成果は出ている」というロックストロームは、インドが2070年までにネット排出量をゼロにすると公約したこと特に重要なものとして上げる。

彼はこれまでの数々の公約の中で未だに排出量は増え続けていることも挙げ「グラスゴーへの旅よりもグラスゴーからの旅の方がはるかに重要だ」と認める。「もしもグラスゴーでの約束が守られないのであれば、その時は私もグレタと手と手をとりあい、彼女のブラーブラー合唱隊に参加する」。

ヨハン・ロックストロームには歌を歌ってもらうよりも、ポツダム気候影響研究所で研究を続けてもらったほうがいいに決まっているのだが……

ロックストローム「もしもこれがうまくいかなかったらグレタのブラーブラー合唱隊に参加する」(ダーゲンス・ニュヘテル)

© Hiromi Blomberg 2021