久しぶりにアフガニスタンの話題をニュースで見かけたら、それはサフランの話だった。クロッカスの花から採れるサフランの世界の供給量の約90%はイランで栽培されたものだが、アフガニスタンでもここ20年ほどでサフランの収穫量は60キロから20トンに増えた。
しかしアフガニスタンのサフラン栽培は今年は不作で、収穫量がほぼ半減すると考えられている上に、タリバン政権下は空路が制限されており、輸出もスムーズにはできないとSVTは報じている。
うちでは昨日は月曜日だったのにも関わらず、夕食の後に夫が突然サフラン入パンを大量に焼いてくれたところ。今スウェーデンで出回っているサフランは去年収穫されたものなので、今年のサフラン価格には影響はでないだろうと話す。
ルッセカットと呼ばれるこのサフラン入りのパンは、スウェーデンの食べ物の中でも私が特に好きなもので、これまで無邪気に喜んで食べていたけれど、その持続可能性はいかがなものなのだろうか?