今週末の夏至祭に向けて、もう頭の中はいちごのことでいっぱいな人は、今スウェーデンにどれくらいいるだろう(推定2割 ☺︎)。
寒さでやられ、みんなが大好きな国内産のいちごが足りない!なんて大変な年もあったが、今年の夏至祭にはたくさんのスウェーデン産のいちごが出回りそう。今年、唯一の心配はこのままの暑さが続くと、夏至祭の後いちごの季節が早く終わってしまって可能性があること。例年のように涼しいと開花は3週間ほど続き、収穫は8月に入っても続くが、そうでなければ7月でいちごの季節は終わってしまう。
初夏に雨が少なかったことはいちごの大きさに影響を与えているが、小さいいちごの方がおいしいとスウェーデンでは人気があるので、問題ない。
「いちごの本」を書いたアナ・ベンソンさんが「正しい国産いちごの見分けかた」を紹介している。彼女によると見分けるためのポイントは3つ。外国産は
- なんだかでかくて、ペカペカしている
- 形が整いすぎて、水っぽく、「いちご」っぽすぎる
- 食べるとスウェーデンのいちごほど甘くない、そうだ。
3番目のポイントに関しては、緯度が高く寒いスウェーデンの、長くて冷たい夜がスウェーデンの甘いイチゴを作るのだと説明していた。(「スウェーデン産は世界で一番甘い」という彼女に、日本のいちごについてどう思うのか、機会があればきいてみたいw)
ともかく、いびつで不揃いでも堂々と高い値段で売られているいちごがあれば、それがみんなが喉から手が出るほど食べたいスウェーデン産いちごと判断してよさそうだ。
上の記事を書いたいちごが不作だった2020年は、スウェーデン産いちごの値段は1リットル80クローナと書いていた。昨日夫が「スーパーではいちごが64クローナで並んでいた」と言っていたので、彼もなんやかんやいちごのことが気になっている方の人か。
ともかく今年はスウェーデン産いちごは豊作でいちご詐欺の心配もしなくてもよさそう。
とかいって気を抜いていると買いそこねるかもしれないので、当日まで気が抜けない。そういちごを当日買うことにこだわる人も結構いる。私はそうではないけど、買うとすぐ食べちゃうので結局当日も買うのだろう。あー、いちごおいしい♡