swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

今年の冬は、ずっと寒いしコロナも深刻(らしい)

f:id:hiromi_blomberg:20211124133110j:plain

SVTの気象予報士の解説によると、今年の冬の寒さは例年通りへ厳しさへと戻り、また寒さが長く続くと予想されるそうだ。スウェーデン南部でも近年の驚くほどマイルドな冬ではなくて、平年通りの寒さへと戻る。北部では広範囲で寒波が襲来し、平年よりも気温が低くなることも予想されている。

「グリーンランド・ブロック」と呼ばれる気象状況で、2月、3月になっても寒さが緩みそうになく、一冬を通して寒い日が長く続くとの見込み。今年のスキー場は雪不足の心配はしなくてもよさそうだ。

WHOがこの天気予報をコロナ予測にも取り入れたのかどうかは知らないが、こちらでも、ヨーロッパには厳しい冬がやってきそうとの見通しが昨日発表された。現時点ではヨーロッパの53ヶ国のうち、49ヶ国では来年の春にかけて感染の拡大が予想され、ヨーロッパ全体で70万人が(!)新型コロナウイルスで死亡する可能性がある。ワクチン接種は進んだが、これは昨冬シーズンと同レベルの深刻さを意味する。

スウェーデンは、WHOが発表時に「ヨーロッパでもこの4ヶ国での見通しは明るい」としたたった4つの国のうちに入っていたが、その後WHOの報道官は「スウェーデンではなくスイスの間違いだった」と訂正した。これ、結構よくおこる間違いですね😅

通常以上に長い冬はどのような気象現象で起こるのかを解説(SVT)

WHOがスウェーデンとスイスと間違える(SVT)

© Hiromi Blomberg 2023