スウェーデン政府は目下、国家道路交通科学技術研究所(VTI)に委託して、スウェーデンのすべての年齢層と社会経済的グループに対して自転車利用を増やすための国家目標を策定しようとしている。
気候危機に対処するためには、より多くの人が自転車に乗る必要がある。
スウェーデンの環境保護庁は2025年までに公共交通機関、自転車、徒歩による旅客輸送の割合を25%以上、長期的にはそれを2倍にするという目標があるが、自転車利用に限って国全体での目標値などは定めていなかった。自転車都市を名乗るいくつかの地方自治体では独自に目標を定めているものもある。
例えばルンドはこちら。
金融市場担当大臣(担当の大臣がこの肩書なのか?)オーサ・リンドハーゲンは「目標値を持つことはとても大切で、目標に対してどの施策が有効であるかの具体的な議論をすることができる」と話す。
スウェーデンでは、都市部と地方で輸送手段は大きく異なっているが、これから自転車利用を増やしくいくためには、特に都市部での自転車利用に今後の伸びしろがあると政府は考えている。
VTIは来年の4月30日までに提案をまとめることになっている。
私の働いている会社は、入社すると会社のロゴカラーに染まった自転車を一台くれるんだけど、これ、どこの会社も福利厚生の一環としてやればいいのになー!