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タケサイクル

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ドラえもんのタケコプターはもちろん竹とんぼから命名されたものだと思うが、その実、素材はなんでできているのだろう?

今日ご紹介するのは、スウェーデンのスタートアップEker Bikesの竹でできた自転車、その名も「タケサイクル」(とかいって、この名前は私が勝手に命名しましたので、適当に流してください😉)

 
 
 
 
 
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普通の自転車のフレームは、アルミニウムやカーボンファイバーまたスチールでできているところ、Eker Bikesのバンブーバイク(Bamboo bike、こう呼んだ方がいいのかな😅)は竹の持つ強度に着目した。

竹のフレームは気候危機にも対応しており、フレーム一台あたり789キロの二酸化炭素を閉じ込めている。自然が作った複合素材といってよく、非常に強度が高く、割れることがない。また最初から自転車のフレームのように筒状になっている。

Eker Bikesの創業者のヨハンとステファンがこのタケサイクルの着想を得、また現在生産を行っているのはウガンダ。同時は双方のパートナーが共にウガンダのスウェーデン大使館に勤務していて、彼らはその転勤に合わせてカンパラに住んでいた。

現地で自転車のフレームに竹を使っているのを見かけた二人は、その意外な組み合わせに驚き、それをもっとよい製品として磨き上げたい、またウガンダのために何かしたいと、地元のメーカーと組んで開発を始めた。

2年間の開発期間を経て、昨年発売開始された彼らのタケサイクルは一番安いものでも3万5000クローナ(約44万円)するが、プレミアム自転車界の革新的製品としては、特に驚くほどの値段でもないのかもしれない。

バンブーバイクは現在はEker Bikesのウェブサイトでのみ販売されているが、今後はスウェーデンやドイツ、スイスの自転車店の店頭にも並ぶ予定だ。ヨハンとステファンはスウェーデンもヨーロッパでも関心は高く手応えを感じていると話す。

この記事には自転車に関するちょっとしたコラムがついていたのだが、それによると、スウェーデンで年間販売されている自転車の販売台数は60万台以上。今後も気候危機や健康問題、また費用の面でも自転車の優位点が見直され、販売台数はどんどん伸びると考えられている。Fortune Businessによると、2019年には世界で650億ドル(約7兆5000億円)だった市場規模は、5年後には1470億ドル(約16兆9500億円)まで伸びるとされている。

いつか、ルンドの街でもタケサイクルを見かける日がやってくるかなぁ?🚲

竹でできた自転車を作る二人組「自然が作った複合素材」(ダーゲンスインダストリ)

 

© Hiromi Blomberg 2022