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アムネスティのスウェーデン批判

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月曜日の夜に発表されたアムネスティ・インターナショナルの2021年の報告書は、世界の豊かな国々のパンデミック対応を厳しく批判したが、国別の言及でスウェーデンを厳しく批判していたことをSVTのニュースが伝えていた。

コロナに関しては、世界のリーダーたちは、世界のすべての国が財政面でもワクチンの接種に関しても公平に立ち直ることを約束したにも関わらず、製薬会社のファイザー・ビオンテックとモデルナの利益は540億ドル(約6兆6000億円)となった一方で、低所得国のワクチン接種率は2%にも至っていないことを厳しく批判した。

スウェーデンに対しては、銃による暴力の増加、特にそれが社会的に分断されている地域で増えていること、コロナの影響は移民の間で大きくでたことなどがあげられているが、政府に対しての一番厳しい批判は、サーミの人たちに対する扱いである。

スウェーデン最北部での鉱山の開発や風力発電の開発がサーミからの反対にも関わらず続けられていること激しい批判を投げかけている。国会ではこのような問題について、サーミの団体と協議することを定めたが、サーミにNOと言う権利は与えられておらす、これはサーミの権利を十分に保護するものではない、と報告書は指摘する。

今年のこのアムネスティの報告書は合計400ページにも渡る。ちらっと確認してみたところ、日本の項では、在日韓国人やLGBTQIの人々への偏見と差別、そして入国管理局での非正規滞在者の扱いや死刑制度への批判などが並べられている。日本のニュースメディアも、アムネスティが強く批判していること、きちんとニュースで取り上げているかな?

Amnesty International Report 2021/22

アムネスティ・インターナショナルは最新レポートでスウェーデンを厳しく批判(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022