大手セカンドハンドショップ、Myrornaの調べによると、スウェーデン人は年に50着の服を買うそうだ。ファッション業界は世界の排出量の10%ほどを占めていると言われており、世界の繊維生産量は2000年から2015年の間だけでもほぼ倍増した。
ベルリンのHot or Cool Instituteが発表した報告書によると、四季のある国に住む人の持続可能な未来のためのワードローブ量は、約85アイテム。衣服は新しく生産されたものを購入することが想定されておりアウターと靴の数もこの中に含まれているが、下着の数は入っていない。
この報告書をまとめた研究者の一人は「これは平均的な人のニーズを満たすと考えられるワードローブで、これなら使わない服がたくさんタンスにしまい込まれているようなことはないはずだ」と話す。パリ協定に沿った排出量を実現するために買っていいのは、新しい服なら一年に5アイテム。この計算は市場に出回っている平均的な衣服のライフサイクル分析に基づいている。新品でなくセカンドハンド品を選ぶなら5アイテム以上買える。
私は最近は持っている服は結構少なくて、いつも同じ服ばかり着ていると思っているのだけど、靴だけでもたぶん10足以上あるし、ランニングやヨガ用のアイテムや寝る時用のTシャツやパンツまで含むとあっという間に85という数字は越してしまうだろう。きっと85なら、すべてのアイテムは、超フル活用されている状態なのだと思う。
今週末は一回、自分が何アイテム持っているか確認するか。
1年に5着も買えるなんて楽勝では、とか一瞬思ったけど、今年の夏、ハワイと日本に行くのに、帽子だけでも3つも買ってしまっていたことに気がついた。ダメだな、私!