イランで長年、女性の権利や死刑廃止を訴え、現在は刑務所で服役中の人権活動家ナルゲス・モハンマディさん。今年のノーベル平和賞の受賞者となった彼女だが、目下獄中でハンガーストライキに入っていることを、彼女の本を出しているスウェーデンの出版社の担当者が明かした。
モハンマディさんは違法組織のメンバーであり、国家に反するプロパガンダを広げたという罪で2010年に初めて拘束された。それ以来、何度も裁判にかけられ、鞭打たれ、罰金を課され、懲役刑を言い渡され続けてきた。
出版社の担当者によれば、モハンマディさんは長年心臓病を患っているが、ここ数週間は刑務所内でヒジャブの着用を拒否しているため、医者の診察を受けることを拒否されたのだという。そしてそれに対して抗議のためにハンガーストライキを始めた。
このニュースは一昨日の11月6日に配信されていたのだけれど、今どうなっているのか気になる。