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「神に対する戦争」で死刑判決。スウェーデンでも続く抗議集会

昨日のお昼に散歩がてら街でランチでも食べようと出たら、小雨の中、広場ではイラン政権への抗議集会が行われていた。夕方のニュースは、今回のデモで逮捕された人の中から初の死刑宣告がイランで下されたと報じていた。

9月16日に22歳のマフサ・アミニさんがなくなってイラン全国に広がった今回の抗議運動で、これまでにイラン政府の治安部隊によって250人以上が殺害され、1万4000人以上が逮捕されたと複数の人権団体が発表していることをSVTのニュースが伝える。

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AFP通信によると、今回死刑判決を受けた男性は、官庁の建物に火をつけ「神に対する戦争」を行ったとして裁判にかけられたもの。イラン政府は逮捕した人たちのうち1000人以上を公開裁判で裁くことを発表しているが、今回の死刑判決が本当に執行されるのか、それとも抗議運動を沈下させる目的のポーズなのかはまだわからないと記事にはある。

イラン政府は今回の騒ぎは、政権を弱体化させようとする意図をもった外国人に煽られたものであると非難しており、また一部のデモ参加者は外国政府と共謀しているとコメントしている。

イラン政府は外国人ジャーナリストを締め出しているので、SVTの特派員もイランには入れてないが、少し前に「今回の抗議運動は大きいようだが、それでも1979年に起こったイラン・イスラム革命の時のような何百万人がデモに参加した規模のうねりはなく、この状態ではイラン政府の安泰はしばらく続くだろう」と話していた。今回の抗議運動をこのまま沈下させてはいけないと思うので、私もイランの情勢に関してはできるだけ取り上げたい。1979年の革命のニュースが、NHKのアーカイブに残っていました。これから43年か。この時の抗議運動に参加しているのは男性ばかりですね。

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イランでの抗議運動が始まってから初の死刑判決(SVT)

抗議運動にも関わらず、イランの政権はなぜ安泰なのか?(SVT)

 

© Hiromi Blomberg 2022