1005名のスウェーデン人アーティストが、ユーロビジョン・ソング・コンテストを主催するEBUとスウェーデンの公共テレビ局SVTに対し、今年の5月マルメで開催される大会からイスラエルを排除するように共同の嘆願書を提出した。
アーティストたちはEBUがウクライナ侵攻を理由にロシアを大会から締め出し、2021年にはベラルーシが報道の自由に関する規則に反していると理由で参加を認めなかったことに言及し、EBUが民主的価値観と人権を侵害する国へのアプローチにおいて一貫性を持つことを求めている。
今年のユーロビジョン・ソング・コンテストへのイスラエルの参加に関して抗議の声をあげているのはスウェーデンのアーティストたちが初めてではない。フィンランドの1300人のミュージシャンは、公共テレビ局のYleがEBUに抗議するか、もしくはマルメで開催される今年の大会をボイコットすることを求めている。アイスランドではイスラエルが参加するのならボイコットを求めるという嘆願書に既に1万人以上の署名が集まった。参加するかどうかは、国内の大会の優勝者と協議の上決定されることになっている。
ユーロビジョンの研究者(!)として紹介されていたヘルシンキ大学でヨーロッパの法律や歴史を研究するゾーイ・ジェイさんは、イスラエルが参加できないという可能性はかなり低いと考えているそうで、それは、ロシアへと異なり、イスラエルが行っていることへの批判が各国政府レベルで広範に起こっていないからだという。
私は日曜日にヨーテボリで行われていたイスラエルに抗議するデモを、怒りと情けなさで泣きながらみていたら、イスラエル企業をボイコットしようと書かれたビラをもらった。一覧を眺めていると結構な種類の果物が目につく。
殺されていく子どもたちのニュースを前に、自分がどんなに無力と思った時にもできることはまだある。とりあえずスウェーデンで売られている柿の多くはイスラエルからきています。関心のある方はコチラからリストをチェックしてみてください。
Bojkotta Israel – här är produkterna du ska undvika | Proletären
1005名のスウェーデンのアーティストがユーロビジョンからのイスラエルの排除を求める(SVT)
1300人のフィンランドのミュージシャンがユーロビジョン・ソング・コンテストへのイスラエル参加除外を求める(SVT)