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ブラジル食品をボイコットするスウェーデンのスーパーの影響力

スウェーデンでオーガニック食材スーパーParadisetがブラジルからの輸入食品の販売ボイコットを実施中です。

www.mynewsdesk.com

ブラジルでは今年に入ってから197種類もの殺虫剤使用が新しく認可され、その多くはEU内では禁止となっているものも多いという状況です。

今回のブラジルの大統領選に伴い農業大臣に就任した「毒女史」の異名をとるテレザ・クリスティーナの強いイニシアティブで、世界一の農産物輸出国であるブラジルの経済を強化する目的で実施されている、この一連の殺虫剤の使用許可。

しかし、この政策がブラジル食品のEUでの輸入禁止へとつながっていくことも考えられ、政策が裏目にでる可能性もありそうです。

ブラジルから輸出される食品の代表的なものは牛肉、鶏肉、大豆、コーヒーやオレンジジュースなど。スウェーデンには特にメロンの輸入が多いそうで、メロンは収穫前に結構な量の化学薬品が散布されているとダーゲンス・ニュヘテルの記事には出ていました。気になる人はメロン買う前には産地の確認をどうぞ。

Paradisetはブラジルという大国の前では、小さな小さなスーパーでしかないですが、この傾向が広まるのを恐れたのか、スーパーのCEOはブラジルの大使から「ボイコットをやめてほしい」というメールを受け取ったとか。

個人でも小さな組織でもブラジルという大国を相手に戦える。これはやはりインターネットやSNSが与えてくれた新しい力ですね!

スウェーデンの食品スーパー、ブラジルからの食品をボイコット