swelog ニュースで語るスウェーデン

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中東報道特派員

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 長い夏休みが終わって、どんどん通常のテンポに戻ってきている感じが加速してきた。

夏休み期間中は朝のテレビのニュース番組でさえ、いつもより1時間遅い7時からはじまってメインのキャスターも長い間休みだった。ニュース番組の方はやっと今週から朝6時からの放送に戻り、真っ黒に日焼けしたキャスターたちも復帰したけど、今度はこっちがまだボケてて6時にはニュースがニュースとして耳にはいってこない。

道を歩いていても明らかに人や自転車の量が増えているし(そう、今ルンドの街中は路面電車の工事で車は通行禁止)、今日は夏中ゆったりしていたヨガのクラスまで満員だった。来週くらいから学生も続々やってくるだろうからあっという間にルンドは忙しい秋の顔になるのだろう。

 

この時期は日本の4月のような感じで、学校では新学年がはじまり、新しい職場で働き始める人も多い。SVTでも9月から特派員として中東に派遣されるレポーターとカメラマンが、赴任前にニューススタジオを訪れ抱負などを語っていた。

 

直近の中東情勢の激動の3年間、SVTから昼夜を問わず報道をつづけたステファン(レポーター)とニコラス(カメラマン)のペアはストックホルムに戻り(いつか過労で倒れたりしないのだろうかと思っていたから少しホッとした)、9月から現地に赴くのはスティーナとペルニラの金髪もまぶしい女性コンビ。

これまでは取材しにくかったかもしれない中東の女性への深いインタビューなどができればいいと言っていた。特派員の仕事はどこの国にいても危険が伴うものだろうけど、無事を祈りつつ、濃いレポートを期待しています。

 

SVTの新しい中東特派員はこの二人(VipåTV)

© Hiromi Blomberg 2023