一ヶ月たっても決まらない政権
スウェーデンの内閣がどのような構成になるかは、選挙からそろそろ1ヶ月経った今日でもまだまだ見えてこないものの、コミューン(市町村レベル)単位では運営体制を決めたところが出てきた。
極右政党が率いるコミューン、極右政党と連帯する穏健党
スウェーデン民主党はスコーネ地方で特に強く、今回スウェーデンではじめてスウェーデン民主党員を首長とするコミューンとなったホールビュー (Hörby )。党単体では過半数をとらなかったものの、穏健党と組むことで市長の座を勝ち取った。
ルンドの隣のスタファンストルプ(Staffanstorp)も穏健党が第一党となったものの、運営体制を決める相棒としてスウェーデン民主党を選んだ。
この流れはどこまで広がるか?
今朝のニュース番組に出演していたスタファンストルプの穏健党のリーダーは「ローカルと国政では目指すものが異なるので、この体制がそのまま国会で反映されるべきとの意見は持っていない」と発言していたが、へんな影響力が広がらないことを祈ります。
スウェーデン民主党員がホールビューの市長に(SVT Nyheter)